こんにちは、皮膚科ナースの日和です。
私は、看護師1年目にクリニックに転職!
初めてのクリニック出勤日は、不安や緊張でドキドキしたものです…。
この記事では、私の経験を基に、クリニックへの転職後、一番初めに覚えたいこと・意識しておくことをまとめています。
これからクリニックに転職したい方の参考になれば幸いです。
スタッフの名前を覚える
転職して1番初めに覚えるべきは、スタッフの名前です!
業務中や、質問したいとき…
相手の名前がわからないと声をかけにくいもの。
他のスタッフとコミュニケーションが取れると、より安心して業務に取り掛かることができます◎
主にナース、医師、受付、カウンセラー。
(他にも、取引先のスタッフや社労士の方など)
特に院内スタッフの顔と名前は一致させておくのがベストです。
私は人の名前を覚えるのが苦手。
メモ帳に名前と特徴を書いて、覚えるようにしていました!
メモ帳は他の人の目に入る可能性があります。
万が一、見られても困らないような内容を書きましょう!
怖いなど、ネガティブな特徴をメモするのはやめよう…
場所を覚える
スタッフの名前を覚えつつ、部屋や物の場所も少しずつ覚えましょう!
部屋
★ クリニックの部屋分け
診察室・処置室・カウンセリングルーム・待合室・パウダールーム・裏方・更衣室・トイレなど…。
スタッフが使う部屋、患者さんが使う部屋など覚えていきます。
⚠︎ 特にトイレは、患者用・スタッフ用で別れている場合が多いです。
注意しましょう!
物品・薬の保管場所
そして、業務上早めに覚えたいのが、物品や薬の保管場所。
新人さん、麻酔準備して〜!
ガーゼと絆創膏取ってきて〜!
こんな風に、用意を頼まれることもしばしば。
しかし、保管場所がわからないと業務がスムーズに行えません。
一度教わったら、次は分かるように覚えておきましょう。
物品・薬品を覚える
保管場所を覚えたら、次は物品の使い方、用途を勉強!
物品の名前・使い方
クリニックの場合、診療科目によって使う物品が変わります。
形成外科では…オペの物品が多いです。
ex)メス・剪刀(はさみ)・縫合糸など…それぞれの種類も豊富。
どんなオペで何を使うのか、用途別に覚えましょう。
また、皮膚科の処置に多いガーゼの巻き方、テープ保護のやり方など。
基本的な物品の使い方も覚えていきます。
薬品の注意点
次に、取り扱っている薬・その作用と副作用、用途、保管法をチェック!
皮膚科では外用(軟膏)処置・注射などで薬品を使います。
この注射ってどんな効果があるんですか?
えーっと…なんだっけ?
このお薬、ステロイド入ってますか?
ステロイド…?
入ってるっけ…?
患者さんに質問されたとき答えられるよう、最低限、院内で使う薬は調べておきましょう◎
また、冷所・暗所保管、毒薬・劇薬など、取扱注意な薬品もあります。
気をつけよう!!
業務を覚える
1日のスケジュールに慣れる
転職後は生活リズムも変わるので体調を崩しやすいです。
1日のスケジュール、仕事の流れを早めに覚えて、気を入れすぎないよう程よく息抜きをしよう!
クリニックは病棟と比べて、昼休憩が取りやすい、前残業・後残業が少ないのが特徴。
その代わり、診療時間が長めで中抜け時間がある場合も…。
休憩中にしっかり休んで、途中でバテないようにペース配分を意識しよう!
カルテ入力
クリニックでは、電子カルテだけでなく、紙カルテを併用している場合も。
電子カルテの使い方は、指導者や先輩スタッフに教わりましょう。
紙カルテの場合は書き方だけでなく、保管方法なども一緒に確認!
私のクリニックは主に電子カルテ、治療内容は紙カルテにも記載。
併用して使い分けています◎
クリニックの方針に応じて、臨機応変に覚えていこう◎
実技を覚える
レーザーなど美容の機械の操作・手順、手技などは、入職して少し慣れてからOJTで教わるケースがほとんどです。
しかし、注射・採血などの実技は、教わることが少ない作業のため、転職直後から業務に就く場合も…!
手技は予め復習しておきましょう。
特に、注射業務は、ブランクがある方、経験が浅い方が不安を感じやすいです。
私は注射も採血も未経験でクリニックに入職!
最初は不安だらけでしたが、今では注射も採血も任されています。
おわりに
以上、クリニックに転職したら、1番最初に覚えたいことでした。
転職後は不安も付きものですが…、新しい環境に慣れると楽しいことも増えます。
一緒に頑張っていきましょう!
以上、日和でした。
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